AI・システム専攻
最新技術を効率的なカリキュラムで学ぶ
基礎的なプログラミングから高度なシステム開発、最先端のIT技術やニューラルネットワークや機械学習の基礎から、AIの実装まで学びます。
目指す職業
AIエンジニア
従来のシステムにAIを組み込み、新たな情報サービスを開発します。従来のITに加えて、AIに関する技術がなければ務まりません。
機械学習エンジニア
目的やデータの特徴に応じた機械学習アルゴリズムを選定し、AIの評価や調整を行います。機械学習を利用した予測モデルや最適化、分類といった手法は、様々な業界で利用が始まっています。
データサイエンティスト
AIや統計を駆使し、ビッグデータから規則性や不規則性を見いだします。ITだけではなく、統計学、応用数学の知識を問われます。
その他IT系エンジニア
従来からのITも基礎から学びますので、活躍の場はたくさんあります。これからの社会で最も重要なスキルであるITを学べば、将来は安心です。
これから生まれる仕事
AIにより現在存在しない新しい仕事が生まれるはずです。 AIを学ぶことで時代の先端を走る仕事ができるでしょう。
システムエンジニア
お客様のニーズを聞き、その企画に最適な情報システムを設計します。プログラマと連携することも多いため、コミュニケーション能力も求められます。
プログラマ
システムの設計に基づき、プログラミング言語などを用いてコンピュータプログラムを作成・開発します。経験を積んでシステムエンジニアにキャリアアップすることも。
ネットワークエンジニア
ネットワークインフラの設計、構築、運用管理を行います。ネットワークに関する知識・技術と、ネットワーク機器に精通している必要があります。
セキュリティエンジニア
情報セキュリティを考慮したシステムの設計・運用・管理を行います。近年、情報セキュリティの重要度が増すにつれて社会的なニーズが高まっている職種です。
セールスエンジニア
営業職と技術職の両方の要素を併せ持つ仕事です。ITの専門知識を活かし、技術者として自社製品の導入を勧め、営業職として交渉や調整を行います。
目指す資格
- 国家試験
- 情報処理安全確保支援士試験
- データベーススペシャリスト試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- 応用情報技術者試験
- 基本情報施術者試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- ITパスポート試験
- ベンダー試験・検定試験
- オラクルマスター
- オラクル認定Javaプログラマ資格
- Python3 エンジニア認定基礎試験
- ヤマハネットワーク技術者認定試験
- G検定（AI）
- SEA/J情報セキュリティ技術認定
- Comp TIA 認定資格
- AWS認定 Cloud Practitioner
など
学びのPOINT
プログラミング、システム開発の技術を基礎から学ぶ
プログラミングやアルゴリズム、ネットワークやデータベースなどシステム開発に必要なことを基礎から学びます。
AI・データ活用を含むIT人材を目指す
AI、ビッグデータ、IoT、セキュリティといった関連知識を横断的に理解して活用でき、Society5.0の実現を支えられるIT人材を目指します。
IT企業からも評価が高い資格を目指す
情報処理技術者試験（国家試験）やIT企業（マイクロソフト、オラクル等）が認定するベンダー資格など、IT企業からも評価が高い資格の合格を目指します。
AI・システム専攻が選べる学科
大学併修科【4年課程】
あらゆる企業で情報システムが導入されている今、求められるのは各企業に合ったシステムを企画・提案・設計できる人材。システム専攻は、経営面から業務を分析し、企画提案ができるシステムエンジニアやシステムコンサルタントの育成を目指します。
情報エキスパート科【3年課程】
各種エンジニアに求められる知識や技術を基礎からしっかり学べます。プログラマのスキルに加え、設計技法やサーバ構築技術についても学び、高い技術力をもったワンランク上のエンジニアを目指します。2年課程と比べて余裕を持って就職活動が行える点も魅力です。
情報スペシャリスト科【2年課程】
ITに関する基礎知識、プログラミングについて学び、2年課程修了時には即戦力で活躍できるプログラマを育成します。プログラミング言語だけではなく、ネットワークやセキュリティ、データベースについても学習します。
学びの流れ
1年次 基礎力
座学を中心に基礎から学び実習で技術を習得する
ハードウェアからプログラム、ネットワーク、セキュリティなどシステム開発に必要な知識や技術を基礎から学びます。アルゴリズムを考えながらコンピュータでのプログラミングを通して知識の定着を図ります。
主なカリキュラム（例）
ITの職業と情報倫理／システムとソフトウェア／ネットワークとセキュリティ／アルゴリズム／システム開発と情報戦略／データベース基礎／擬似言語／プログラミング言語（Java、C）／SEA/J基礎
2年次 応用力
より高度な技術を学びチームでの開発に挑戦する
AIの仕組みや開発手法、Webアプリ開発やスマホアプリ開発をおこないながらネットワーク応用やセキュリティ対策を学びます。チームで開発する演習を通してコミュニケーション力も養われます。
主なカリキュラム（例）
AIの活用と開発手法／Python入門／Linux／オブジェクト指向プログラミング／Webアプリケーション構築／セキュリティ応用／ネットワーク応用／データベース応用／ビジネスマナーと文書技法
3年次 実践力
実践的な最新技術を学び成果を卒業研究として発表
機械学習やディープラーニングなどAIの本質まで理解でき、企業連携授業を通して現場のイロハが身につきます。卒業研究として身につけた知識と技術で、社会で役立つシステムを開発します。
主なカリキュラム（例）
AIプログラミング／機械学習／企画と提案／テストと導入移行／プロジェクト管理／実践システム開発演習／システム構築総合演習／卒業研究
時間割（一例）
| AI・システム | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1限目 9:15ー10:45 |
プログラミング入門 | プログラミング入門 | プログラミング入門 | ネットワーク基礎 | ネットワーク基礎 |
| 2限目 11:00ー12:30 |
ヒューマンスキル | ヒューマンスキル | SEA/J基礎 | ネットワークとセキュリティ | JavaBronze対策 |
| 3限目 13:30ー15:00 |
HTMLとCSS | AIの活用と開発手法 | JavaBronze対策 | AIプログラミング | データベース基礎 |
| 4限目 15:15ー16:45 |
アルゴリズム | アルゴリズム | - | - | データベース基礎 |
ピックアップカリキュラム
ネットワークとセキュリティ
セキュリティの目的や考え方、重要性を理解し、脅威や脆弱性を防止する技術や管理方法を習得します。
AIの活用と開発手法
AIの歴史や種類、特性について学びます。機械学習、ニューラルネットワーク、ディープラーニングの概要についても学習します。
Webアプリケーション構築
Web上で動くアプリケーションの開発技術を学びます。サーバサイドのエンジニアにとって必要な知識と技術を講義と実習を交えながら学習します。
オブジェクト指向プログラミング
マルチプラットフォームな汎用言語「Java」を使った演習を通じて、システム開発やプログラム制作手法の主流「オブジェクト指向」の考え方、記述を学びます。
TOPICS
職業実践専門課程
「職業実践専門課程」とは、企業と密接に連携して実践的かつ専門的で質の高い職業教育を行っている専門学校を、文部科学大臣が認定し推奨する制度で、本校の情報処理教育のレベル・質の高さが、実践的かつ専門的であると認められたものです。IT企業から現役のエンジニアを招き、システム開発における実践的な企業連携授業を実施しています。
STUDENT’s Voice
将来を見据えて、資格取得にチャレンジしています
高校の進学決定の時、将来的にIT系を学んだ方が就職に有利だと思い、IT系の学校を探していました。KCSのオープンキャンパスに参加して、先生と学生の距離が近くて、質問しやすい雰囲気で良い印象を持ったので、入学を決めました。
KCSでは対策授業の期間がしっかりあり、学内で模擬テストを受けることができるので、今は、仕事に役立つ資格を取得するように頑張っています。
卒業後は、これまで学んだことを活かせるような仕事に就きたいと思っています。